南海バス 路線の変遷 東山営業所 その1
金岡車庫から移管された路線、またはその近辺(高野線より北側)の路線については東山営業所その2を参照のこと。堺東・鳳線については、堺営業所その1を参照のこと。
系統一覧では、系統番号制定(1990年代)前の系統は省略する。
括弧内は2020年2月までの系統番号。ただし、2020年2月までの系統番号が、2020年3月以降の系統番号の下2桁と一致するものについては、記載を省略する(例:旧31系統→新131系統)。
北野田線(旧河内長野線)
系統一覧
旧31-1、旧32-1系統について、起点と終点を入れ替えた系統は31系統、32系統として扱われていた(他の路線では、一部の循環系統を除き起点と終点を入れ替えた系統には元と同じ系統番号が制定されていた)。
- 131系統:堺駅南口-中もず駅前-西小学校前-北野田駅前
- 131C(31-1)系統:中もず駅前←西小学校前←北野田駅前
- 132系統:堺駅南口-中もず駅前-福町-北野田駅前
- 132C(32-1)系統:堺駅南口→中もず駅前→下出口
沿革
- 1954/7/5:北野田線を営業開始。
- 1955/8/10:大野芝~大美野噴水前間を営業開始。
- 1955/12/1:北野田線を延伸。
- 1955/4/1:河内長野線を営業開始。
- 1965年時点で、北野田線は西住ノ江町-北野田駅前、大浜北町-もず陵南町間で、河内長野線は大浜北町-河内長野駅前間で運行されていた。
- 1977/7/1:河内長野線を金剛駅に乗り入れる(南海ニュース 第49号、百年史P409)。
- 1978/12/15:河内長野線の短絡化を行う。
- 1979年時点では堺駅前-金剛駅前、堺駅前-福町、堺駅前-北野田駅前、堺駅前-もず陵南町行きと、金剛駅前-河内長野駅前の系統があった。
- 1985年時点の系統は以下の通り。
- 北野田線:堺駅南口~北野田駅前
- 北野田線:堺駅前~北野田駅前
- 北野田線:堺駅前~もず陵南町
- 河内長野線:堺駅南口~金剛駅前
- 河内長野線:堺駅前~金剛駅前
- 河内長野線:堺駅南口~福町
- 河内長野線:堺駅前~福町
- 河内長野線:河内長野駅前~金剛駅前
- 1988年から1989年の間に堺駅南口-金剛駅前系統を廃止、1989年から1994年の間にもず陵南町系統を廃止。
- 1988年から1989年の間に金剛駅前-河内長野駅前も廃止された。一部区間は金剛くみの木線(金剛駅前-大野東)により運行が継続されていたが、1999年4月1日廃止。
- 2006/3/12:河内長野線の福町-北野田間を延伸し、北野田線の一部となる。
- 2008/3/30:東山営業所に移管。
- 2010/8/1:中もず駅前経由となる。32-1系統新設のほか、31系統に中もず駅前始発便を、32系統に下出口始発便を新設。
- 2017/4/1:31-1系統新設。
堺東・鳳西町線
系統一覧
- 113系統:堺東駅前-鳳西町南
沿革
- 元々は堺東駅前〜緑ヶ丘まで府道30号線を経由していた。1979,1985年時点では鳳西町南発着のみがあり、鳳北口発着系統はなかった。
- 1989年には堺東駅前で鳳西町南行きと同じのりばから鳳北口行きが運行されているが、1994年時点で存在しなくなっている。
- 1996/10/1:市立堺病院前経由となった(堺市議会平成8年12月13日建設委員会)。
- 2013/9/1:東山営業所へ移管。
- 2015/7/1:同日の市立堺病院の移転(同時に堺市立総合医療センターに改称)を受け、市立堺病院前停留所が栄泰橋に改称される。また、ロータリー改修のため、堺東駅前行きの栄泰橋停車が同年9月30日まで中止される。
堺東・泉ケ丘線(旧片蔵線、豊田・泉ケ丘線) 堺東駅前発着系統
系統一覧
- 現存系統
- 102系統:堺東駅前-八田荘団地-伏尾-宮山台中学校前-泉ヶ丘駅
- 102C(特2)系統:泉ヶ丘駅→八田荘団地
- 103系統:堺東駅前-八田荘団地-東山車庫前
- 過去の系統
- 特2系統:堺東駅前-八田荘団地-伏尾
沿革
- 1952/8/20:片蔵線の片蔵~妙見下・鉢ヶ峯(現:明正)間を営業開始。
- 1955/12/1:片蔵線を延伸。平井~伏尾間を廃止。
- 1962/4/1:妙見下~畑間を延伸。
- 1963/8/1:伏尾~野田尾間を延伸。
- 1964/6/1:鉢ヶ峯停留所を明正に改称(親和 1964年7月号)。明正~鉢ヶ峯間を延伸。
- 1965年時点で、堺東駅前~畑・鉢ヶ峰(原文ママ)・野田尾間で運行されていた。
- 1971/4/1(広報誌泉北第9号)
- 堺東駅前~野田尾系統を廃止。野田尾、古畑停留所は移設され、宮山台回りの停留所となる。
- 片蔵線を堺東駅前~南片蔵、泉ケ丘駅~畑・鉢ヶ峯に分離。
- 1971/10/17:片蔵線堺東駅前~(小坂経由)~東山車庫前系統をワンマンカー化(南海(小冊子))。
- 1972/5/1:片蔵線の泉ヶ丘~畑・鉢ケ峯系統をワンマンカー化し、堺東駅前~畑・鉢ケ峯系統を増発(南海 72(小冊子))。
- 1975年時点で泉北営業所が担当していた系統は以下の通り(広報誌泉北第29号)。
- 堺東駅前~畑
- 堺東駅前~鉢ヶ峯
- 堺東駅前~南片蔵
- 堺東駅前~伏尾
- 泉ケ丘駅~畑
- 泉ケ丘駅~鉢ヶ峯
- 1978/12/15:片蔵線を豊田・泉ヶ丘線と畑・鉢ヶ峰線(原文ママ? 昭和56年度版では「峯」の字となっている)に分割(堺市統計書昭和54年度版)。
- 1979年・1985年・1989年時点での系統は以下の通り。
- 堺東駅前-豊田南-泉ヶ丘駅
- 堺東駅前-豊田南
- 堺東駅前-東山車庫前
- 1992年時点で堺東駅前-宮山台-泉ヶ丘駅系統が新設されている(泉北コミュニティ1992/4/23)。
- 1994年時点で堺東駅前からの豊田南行きが消滅している。
- 1996/4/1:路線名を「豊田・泉ヶ丘線」から「堺東・泉ケ丘線」に変更。豊田南を経由する系統が休止される(泉北コミュニティ1996/4/18)。このころ、堺東駅前-伏尾系統(特2系統)が新設される。
- 2003年10月時点で全系統が東山営業所の担当となっている。
- 2005/3/1-2006/7/24の間:特2系統が消滅する。
- 2017/4/1:特2系統が新設される。
- 2023/12/16:102C系統が消滅する。
- 2025/6/30:102C系統が復活する。
堺東・泉ケ丘線(旧豊田・泉ケ丘線) 中もず駅前発着系統
系統一覧
- 現存系統
- 151系統:中もず駅前-八田荘団地-伏尾
- 152V(特52)系統:中もず駅前-八田荘団地-深井駅-(八田荘団地)-中老人福祉センター
- 深井駅~中老人福祉センター間では中老人福祉センター行きのみ八田荘団地を経由
- 過去の系統
- 151V(特51)系統:中もず駅前-八田荘団地-深井駅-(八田荘団地)-伏尾
- 深井駅~伏尾間では中老人福祉センター行きのみ伏尾を経由
- 152系統:中もず駅前-八田荘団地-中老人福祉センター
- 52系統:中もず駅前-津久野駅前
- 151V(特51)系統:中もず駅前-八田荘団地-深井駅-(八田荘団地)-伏尾
沿革
- 1987/4/19:豊田・泉ケ丘線の一部として、堺東~豊田南系統の一部を振り替えて中百舌鳥駅~豊田南系統が新設される(広報堺 1987年4月号)。
- 1989年時点では中百舌鳥駅から伏尾行き、八田荘団地行きがあった。
- 1996/4:この時点で51系統(中もず駅前~伏尾)と52系統(中もず駅前~津久野駅前)が運行されている(https://x.com/Hikari_71/status/1906476019328135448)。
- 2002/11/25:中もず駅前停留所を北口ターミナル内に移設。
- 2003/5/31:中もず駅南口からの発車に変更。
- 2004/10/18:金岡車庫から東山営業所に移管(南海バス10年のあゆみ)。
- 2006/7/24:52系統廃止。
- 2013/7/1:堺市ふれあいバスの廃止に伴い、中老人福祉センター発着の52系統が新設される。
- 2015/12/5:深井経由の特51系統、特52系統が新設される。
- 2025/10/14:151V系統、152系統が消滅する。
田園線
系統一覧
- 現存系統
- 140系統:堺東駅前-深井駅-あみだ池
- 141系統:深井駅-あみだ池
- 過去の系統
- 105系統:堺東駅前-深井駅
- 特5系統:堺東駅前-市立堺病院前-深井駅
- 特40系統:堺東駅前-市立堺病院前-深井駅-あみだ池
沿革
- 1960/9/15:田園~見野山間で営業開始。
- 1961/12/25:見野山~岩室間で営業開始。
- 1963/1/1:田園~高蔵寺間で営業開始。
- 1965年時点では、堺東駅前~岩室・高蔵寺で運行されていた。
- 1971/10/17:ワンマンカー化を実施(南海72(小冊子))。
- 1979,1985年時点では、堺東駅前~岩室・辻之・東山の系統があった。
- 1987/4/19:堺東~東山系統の一部を振り替えて中百舌鳥駅~東山系統が新設される。
- 1989年~1992年の間:岩室系統があみだ池発着に短縮される。
- 1992/4/1:堺東駅前~深井駅、深井駅~あみだ池の2系統となり、他の系統はすべて廃止される(ニュース南海 1992年6月号)。
- 2003/10/1:特5系統が新設される(南海バス10年のあゆみ)。
- 2014/9/1:40・特40系統が新設される。
- 2015/7/1:同日の市立堺病院の移転(同時に堺市立総合医療センターに改称)を受け、市立堺病院前停留所が栄泰橋に改称される。また、ロータリー改修のため、堺東駅前行きの栄泰橋停車が同年9月30日まで中止される。
- 2015/12/5:特5・特40系統が廃止される。
- 2017/8/26:深井駅での乗継運賃制度が廃止される。
- 2024/1/20:105系統が消滅する。
東山・泉ケ丘線
系統一覧
- 125(特25)系統:泉ヶ丘駅-深井駅
- 125C(25)系統:泉ヶ丘駅-東山車庫前
沿革
- 1979年時点で、泉ヶ丘駅-東山車庫前系統が運行されていた。
- 1982年新設(堺市統計書)。他の路線から分離されたものと思われる。
- 1985年・1989年・1994年・1997年時点でも泉ヶ丘駅-東山車庫前系統のみが運行されていた。
- 2003/10/1:特25系統を新設(南海バス10年のあゆみ)。
津久野線(旧跪尾線)堀上緑町一丁系統
系統一覧
- 現存系統
- 118系統:堺東駅前→津久野駅前→堀上緑町一丁→向ヶ丘第二団地前→堀上緑町一丁→津久野駅前→堺東駅前
- 津久野駅前始発、堀上緑町一丁始発あり。
- 118C(18)系統:堺東駅前→津久野駅前→堀上緑町一丁→向ヶ丘第二団地前→堀上緑町一丁
- 118C系統:堺東駅前→津久野駅前→堀上緑町一丁→向ヶ丘第二団地前→堀上緑町一丁→津久野駅前
- 津久野駅前始発あり。
- 118系統:堺東駅前→津久野駅前→堀上緑町一丁→向ヶ丘第二団地前→堀上緑町一丁→津久野駅前→堺東駅前
- 過去の系統
- 特18系統:津久野駅前→堀上緑町一丁→向ヶ丘第二団地前→堀上緑町一丁→津久野駅前
- 118C(特18)系統:津久野駅前→向ヶ丘第二団地前→堀上緑町一丁
沿革
- 1954/9/1:跪尾線として営業開始。
- 1960/9/1:国鉄が津久野駅を開業。
- 1961/3/1:神野~津久野駅前間を営業開始。
- 1964/9/1:津久野駅前~堀上緑町一丁目(ママ)を営業開始。
- 1965年時点では、堺東駅前-堀上緑町一丁間で運行されていた。
- 1978/12/15:津久野線に改称(堺市統計書昭和54年度版)。
- 1979年時点では、堺東駅前-堀上緑町一丁、津久野駅前-堀上緑町一丁の系統があった。
- 1985年時点では東山車庫前~堀上緑町一丁、津久野駅前~堀上緑町一丁、津久野駅前~八田北町の系統が運行されていたと記載されているが、東山車庫前~堀上緑町一丁系統は堺東駅前~堀上緑町一丁系統の誤記と思われる。
- 1989,1994年時刻表の堺東駅前発便でも堀上緑町一丁行きが運行されている(津久野駅前発便は不明)。
- 2012/11/27:経路変更(津久野駅前~家原寺町一丁)
- 2013/9/1:18系統を堺営業所から東山営業所へ移管(特18系統はもともと東山営業所担当)。
- 2015/12/5で以下のように変更。
- 家原寺町一丁(1回目)→堺市立総合医療センター東
- 家原寺町一丁(2回目)を廃止
- 向ヶ丘住宅前→堺市立総合医療センター北
- 2018/3/17:経路変更に伴い神野を移設、津久野中学校前を新設。
- 2024/10/7:118C系統の津久野駅前止め系統を新設。
津久野線 鈴の宮系統
系統一覧
- 現存系統
- 181系統:深井駅-津久野駅前
- 181V(特81)系統:堺市立総合医療センター経由
- 過去の系統
- 84系統:津久野駅前-東山車庫前
沿革
- 1979年、1985年時点では、津久野駅前~八田北町系統が運行されていた。
- 1989年時点で、津久野駅前~八田荘団地~深井駅系統が1本/h程度運行されていた。
- 1992/4/1:再編により深井駅~堀上~津久野駅前、津久野駅前~鈴の宮~津久野駅前が廃止され、深井駅~津久野駅前の現行ルートとなる(ニュース南海 1992年6月号)。
- 2012/1/16:84系統を廃止。
- 2015/7/1:特81系統を新設。
北野田・鳳線(旧東山線、北野田・浜寺線)
系統一覧
- 現在の系統
- 170系統:北野田駅前-東山車庫前-深井駅-鳳駅前
- 171系統:北野田駅前-東山車庫前
- 172系統:北野田駅前-東山車庫前-深井駅
- 過去の系統
- 特70系統:東山車庫前-鳳駅前
沿革
- 1953/3/1:東山線として営業開始。
- 1961/5/10:東山~小坂(ママ)営業開始
- 1964/7/11:万崎~小坂西口営業開始。
- 1965年時点で、浜寺公園駅前~北野田駅前で運行されていた。
- 1978/12/15:北野田浜寺線に改称(堺市統計書昭和54年度版)。
- 1979年時点では、北野田駅前~浜寺公園駅前通系統のみが運行されていた。
- 1985年時点では、北野田駅前~浜寺公園駅前通・小阪・東山車庫前、東山車庫前~浜寺公園駅前通の4つの系統が運行されていた。小阪発着系統はのちに廃止されている。
- 1992/4/1:北野田駅前-深井駅系統を新設(ニュース南海 1992年6月号)。
- 1996/4/1:鳳・西支所前で分割され、北野田・鳳線の北野田駅前~鳳・西支所前と石津川・鳳線の鳳・西支所前~石津川駅前(堺市立総合医療センター線参照)となる(ニュース南海 1996年5月号)。
- 2003/10/1時点で北野田・鳳線は70,71,72系統と特70系統の4系統。
- 2006/4/1:鳳・西支所前が西区役所前に改称。
- 2014/4/1:小阪西町を新設。
- 2016/9/1:70系統が深井経由となり、特70系統が廃止される。
- 2019/9/23:鳳駅前に乗り入れ。
北野田・多治井線
系統一覧
- 37系統:多治井北(たじいきた)→大保(だいほ)→北野田駅前
- 近鉄バスの担当。
- 38系統:北野田駅前→多治井北→大保
- 近鉄バスの担当。
- 39系統:北野田駅前→多治井北→大保→北野田駅前
- 近鉄バスとの共同運行。
沿革
- 2006/9/25:近鉄バスと共同で開業。
堺市立総合医療センター線(旧石津川・鳳線)
系統一覧
- 現行系統
- 111(M1)系統:堺市立総合医療センター~中もず駅前
- 112(M2)系統:堺市立総合医療センター~石津川駅前
- 石津川・鳳線時代の系統
- 91系統:鳳・西支所前~石津川駅前
沿革
- 1996/4/1:北野田・浜寺線(北野田駅前~浜寺公園駅前通)が分割され、鳳・西支所前~石津川駅前は堺営業所石津川・鳳線となる。支所へのアクセスのため石津川まで延伸された。末期は1日4往復だった。
- 2015/7/1:東山営業所担当の堺市立総合医療センター線M1・M2系統が新設され、石津川・鳳線はM2系統に置き換えられる。
- 2019/9/23:鳳駅前に乗り入れ。
養護学校線養護学校分校前系統
担当営業所不明。養護学校分校は、現在の堺市立百舌鳥支援学校分校のことと思われる。
1964/7/8:養護学校線として堺東駅前-養護学校分校前間の運行を開始。1971年時点で、片蔵線の上の芝停留所から分岐する経路だった(https://x.com/Hikari_71/status/1849706914978070715)。養護学校線全体としては1974年廃止(堺市勢要覧1979)、この系統の廃止時期は不明。
